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方円流・東京東支部のお茶会・お稽古情報/お稽古場は明治神宮外苑絵画館学園・自由が丘支部長宅・広尾・鎌倉/問合せはhoenryu.east.tokyo@gmail.com まで


by hoenryu
10月21日   あかりの日・「燈々無尽」_b0255824_19363351.jpg

1879年(明治12年)の今日は、エジソンが日本の京都産の竹を使って白熱電球を完成させたことにより、「あかり」のありがたみを認識するよう制定された日だそうです。
それから、技術は飛躍的に進歩し、さぞかしやエジソンも驚いていることでしょう

今日の禅語は、「燈々無尽(とうとうむじん)」。
『維摩経』の「無尽燈」を引用した言葉で、ある禅師の口癖に、「燈々無尽」があったそうです。
「良き教えを人にも教えよ」との導きからで、一つの灯を別の十の灯に点火し、さらに、それを百、千と灯していけば、より一層明るさは増し、輝きは広がり、末長く消えることはない、と説いたそうです。
仏法の燈火は尽きることはなく、沢山の人々に確実に受け継がれていく事を表している禅語です。
そして、一本の蝋燭は燃え尽きてしまいますが、その炎を次の蝋燭へと移し続けることにより、灯は永遠に灯り続ける事が出来ます。
仏法の教えを次の世代に説き継ぐことにより、仏法は途絶えることなく後世まで語り継がれます。
まさに、お釈迦様の教えが今日まで大切にされてきたことを覚えます


10月21日   あかりの日・「燈々無尽」_b0255824_20230520.jpg

煎茶道の「自由の精神」、そして、思いやりを持って自分から率先して相手に譲る「互譲の心」を、私も次の世代に伝えられたらと思います。
先人から受け継いだものを大切にし、努力してより高め、後世の人へ残すことが出来たら、これこそ本望と言えましょう。
煎茶道の楽しさ、醍醐味をより多くの方に伝えられるよう、これからも精進して参りたいと思います

写真上は、蓮の花びらに蝋燭を灯し、お盆の折りに飾ったもので、
下は、菊の花びらを乾燥させたものを香り袋に詰め、菊結びを施して、燈の下に吊るしたものです


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# by hoenryu | 2021-10-21 07:00 | 煎茶道 | Comments(0)
10月20日 「秋土用入」・満月・「暗頭来、暗頭打」_b0255824_19474562.jpg

今日は満月、そして立冬の直前までの「秋の土用」に入りました。
10月20日の語呂合わせから、「10」トウ「20」ハツで、「頭髪の日」と制定されているそうです

今日の禅語は、「暗頭来、暗頭打」(あんとうらい あんとうだ)。
『臨済録』の「明(みょう、めい)頭来 明頭打、暗頭来 暗頭打」からの引用で、直訳すれば、明るい人が来ても打つ、暗い人が来ても打つ、という意味ですが、
禅語としては、この世には善も悪もなく、明も暗も、虚も実もない。
地上のどのような現象も、存在自体がうたかたの夢のようなものである、という意味だそうです。
本来無一物であって、迷いや妄想を払い、六根(眼根・耳根・鼻根・舌根・身根・意根)を清浄にして、極楽浄土へ行かれるように、と説いているのでしょう。
また、逆に考えれば、善には善の如く、悪しきは悪しきを知り、明には明で、暗には暗で、生を生として、いずれ受け入れなければならない死を死として、全てをあるがままに無心に受けとめる、とも解釈されるそうです


10月20日 「秋土用入」・満月・「暗頭来、暗頭打」_b0255824_19481629.jpg

唐代に、普化和尚という人がいて、鈴を手に、「明頭来 明頭打、暗頭来 暗頭打、四方八面来旋風打、虚空来連架打」
「明るい朝が来れば、明るい朝次第、暗い夜が来れば、暗い夜次第、四方八方から来れば、つむじ風のように。大空いっぱいに来れば竿で連打して、やっつける」と唱えながら、食糧を乞い歩き回っていたそうです。
普化和尚は、どこから何が現れても、自由自在に受け止めて立ち向かう、という強い思いで生きたのでしょう
何事も、あるがままを受け入れる事の大切さを諭している禅語と言えましょう

写真・上は、お弟子さんからのお土産で、左は大宰府の「藤丸」さんの紅葉の干菓子、右は京都の「俵屋末富」さんの棹菓子「鞠花の園」で、中に菊の花が入っていて、とても美味しい錦玉羹でした。
(錦玉羹は寒天を煮溶かし、砂糖や水あめを加えて煮詰め、型に流し込んだもので、琥珀羹、琥珀糖とも呼ばれます)


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# by hoenryu | 2021-10-20 07:00 | お菓子 | Comments(0)
10月19日 国交の日・「和気万国交」・お茶会のご案内_b0255824_10081106.jpg

1956年(昭和31年)の今日は、日ソ両国が共同千宣言を発表した「日ソ国交回復の日」だそうです。
まだまだ諸問題が解決しない両国ですが、何とか折り合える日が来ることを祈ります

今日の禅語は、「和気万国交(わき ばんこくの まじわり)」。
和らいだ気持ちや和睦の雰囲気は、国境を越えた交友を可能にするという句です。
「和気」とは、
和やかな気分・和睦の気
のどかな気候・春の穏やかな陽気
天地の間に陰陽の気が交合して生じた万物を生成する気色、などを言います。
同じような句に、「和気満万国(わき ばんこくにみつ)」も有ります。
ウィルスの蔓延で、他国との交わりが絶たれてしまった一年でしたが、早く「和気満万国」の世界に戻るよう祈るばかりです


10月19日 国交の日・「和気万国交」・お茶会のご案内_b0255824_10112133.jpg

お茶会のご案内を申し上げます


12月19日 日曜日、東京・靖国神社内 茶室「洗心亭」にて、本年最後を飾る、玉露席・紅茶席(方円流)、抹茶席(和ノトキ)の3席を楽しんでいただく茶会を開催致します。

皆様と、「和気」溢れる楽しい時間をご一緒出来ましたらと存じます。

お気軽にお出かけ下さいますよう、

ご来席を心よりお待ち申し上げます

詳細は、下記のブログに記載しております


https://ameblo.jp/hoenryu-easttokyo/entry-12703756606.html


あるいは、

世界文化社 セブンアカデミー
まで、お問い合わせお願い致します

tel   03ー3262ー5455 
academy.sekaibunka.com


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# by hoenryu | 2021-10-19 07:00 | お茶会 | Comments(0)
10月18日 十三夜・栗名月の日・「風吹不動天辺月」_b0255824_21134947.jpg

今日は七十二候の51候目・「蟋蟀(きりぎりす)戸にあり」という日で、詳細は昨年のこの日のブログに記載しております。
そして、「後の月」の日でもあり、十三夜の月・栗名月とも呼ばれ、お月見の風習が有ります。
中秋の名月が中国から伝わった行事であるのに対し、こちらは日本独特の行事とされ、中秋の名月と十三夜の月の両方を、同じ場所で眺めるのが良いという言い伝えがありす。
(まるで絵かと思うような上の写真は、支部会員提供の東京・南町田グランベリーパークからのお月様です)

今日の禅語は、「風吹不動天辺月」(かぜふけどもどうぜず てんぺんのつき)。
字の通り、風が吹き、雲が流されようとも、天上の月が動かされることはないという意味です。
『普灯録』の中の、「風吹不動天辺月 雪圧難摧澗底松(雪おせども くだけがたし かんていのまつ)」から採られた句で、
激しい強風が吹き荒れても、空高くかかる月は微動だにせず、山奥の谷間に立つ松は、雪に圧迫されても、びくともしないとの意味だそうです。
たとえ、煩悩や妄想に覆われることはあっても、その本質が汚されることは決してない、尊い仏性を表している禅語です。
同じような句に、「八風吹けども動ぜず」が有ります(この句の詳細は、7月9日のブログに記しております)

確かに、台風や木枯らし、春一番などの強い風が吹くと、塵が舞い、草木は倒れる程に揺れ動き、雲は瞬く間に形を変えて流れ去って行きます。
けれども、天上のお月様だけは、何事も無かったかのように、全く変わりなく堂々と、悠々と照り輝いています。
また、大雪が降れば、辺り一面のものは押し潰されてしまいますが、
澗底(谷底)に育った松だけは揺らぐことなく、ものともせず、色鮮やかな緑を保ち続けます。
この句は、月と松にたとえて、どんな事にも動じない強固な信念と、大きな困難に襲われても挫(くじ)けることのない強い意志が大切であることを説いているのでしょう


10月18日 十三夜・栗名月の日・「風吹不動天辺月」_b0255824_21160951.jpg

どのようなことに対しも、常に強い気持ちを持っていれば、必ず乗り越えられると信じています。
その強さを持っていたら、とても幸せなことだと思います。
ただ、強さが間違った方向に出ては何にもならず、正しい強さを持って生きることが肝要と言えましょう。
今晩の、お月様はどのような姿でしょうか


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# by hoenryu | 2021-10-18 07:00 | 七十二候 | Comments(0)
10月17日  神嘗祭の日・「神光照天地」_b0255824_20361996.jpg

今日は、天皇陛下がその年の新穀を伊勢神宮に祀られている天照大御神に奉納する「神嘗祭(かんなめさい)」の日で、1947年までは祭日でしたが、1879年に10月17日と定められました。
伊勢神宮にて、五穀豊穣に感謝する祭事が執り行われます

今日の禅語は、「神光照天地(しんこう てんちをてらす)」。
『碧巌録』からの出典で、神のおごそかな威徳の光が、天地を照らしているとの意味ですが、
禅宗としては、「神光」とは、中国禅宗の第二祖である慧可(えか)の名前で、慧可が初祖・達磨の法を嗣いで伝えたお陰で禅が栄え、その徳が世界中を明るく照らしているという意味でもあるそうです

2011年10月に、伊勢神宮神楽殿にて、表千家第14代家元・千宗左による献茶式が行われた折り、震災の一日も早い復興を祈り、「神光照天地」の軸が床の間に掛けられたそうです。
家元の書によるもので、「神様の光が天地を照らし、人々の暮らしを明るく豊かにしてくれるように」との願いが込められました。
私どもも、来年1月23日に、東京・三田の法音寺にて、献茶式をさせて頂く予定です。
神前や仏前にお茶を奉納出来ることは、大変ありがたい事で、深く感謝し、心を込めて一煎お供え出来ればと思います


10月17日  神嘗祭の日・「神光照天地」_b0255824_20424399.jpg

写真は、明治神宮に奉納された全国からの名酒です。
今年も、大きな被害なく新米が収穫を迎え、私達が頂くことが出来る事に、感謝の念を覚えます


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# by hoenryu | 2021-10-17 07:00 | 儀式 | Comments(0)