「五月茶会」於 両国 回向院 のご報告
2015年 05月 17日
東京・両国の回向院にて「五月茶会」を開催致しました
皆さまには煎茶席(新茶)と香煎席(蘭、あられ)をお楽しみ頂きました。
まだ数枚ではありますが
ご参席下さったお客様よりお写真が届きましたのでご紹介させて頂きます。
煎茶席
回向院さんに掛けられていたお軸でございます
江戸期の地図で、中心が江戸城で、右斜め上に回向院さんが書かれております
床の間の飾り
鼈甲の茶托にちなみ、鼈甲のものを二種飾りました
向かって左は、鼈甲の茶量で、蒔絵で昇り龍が施されております
江戸の蒔絵師 長良作
真ん中は、天然の霊芝
右は、鼈甲で作られた小さな鳥かごで、中にはやはり鼈甲製の可愛い鳥が一羽
花いれは、社中の方のお母様の作品
千住先生の襖絵「浄土の滝」をイメージして作って頂きました陶器です
お花は、紫色のてっせんを入れました
煎茶席の手前座
茶碗飾りというお点前で、大切なお茶碗を飾りました
茶碗 永楽善五郎 和全作 赤絵金襴手鳳凰紋 見込みに帆かけ舟
茶托 鼈甲 木瓜式 草花刻
茶壷 桐材に新茶の歌が書かれたもので、初代竹軒書
水注 二代竹軒作 緑釉金襴手鳳凰紋
急須 二代竹軒作 青華山水紋
巾筒 萩井一司作 銀七宝透
茶具敷 龍村平蔵 「甲子帯鏡紋錦」
香煎席
軸 黄檗玄妙書 「竹葉々清風起」
社中の方のお母様で、書道の先生の書
①清風梧竹入 せいふう ごちくにいる
②茶煙永日香 ちゃえん えいじつ かんばし
美しい千住博先生の襖絵「浄土の滝」と竹林念仏回廊のコラボレーション
まるで、別世界に居るかのような、この上なく素晴らしい雰囲気でした
席主より御礼
この度の五月茶会にご来席賜りました沢山のお客様に心より御礼申し上げます
何より、素晴らしいお部屋を提供して下さいました回向院さまに、深く感謝しております
私どもの茶会は、いつもテーマを決め、それに沿って、お道具組みをしておりますが、
この度は、ご由緒ある回向院様、そして千住博先生の御作品のことだけを考えまして
私の一番大切なものを揃えました
皆様に楽しんで頂けたのでしたら、大変光栄に存じます
ありがとうございました
蓮江 倖園
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5月19日、お写真を5枚追加致しました。
特別注文した生菓子のお写真等、追って追加致します!
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