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方円流・東京東支部のお茶会・お稽古情報/お稽古場は明治神宮外苑絵画館学園・自由が丘支部長宅・広尾・鎌倉/問合せはhoenryu.east.tokyo@gmail.com まで


by hoenryu

6月3日 「測量の日」

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今日は、「測量の日」
測量とは、距離、角度、高さを用いて、地球上の位置関係を測り、その結果を数値や地図に表す事、またその作業や技術の事

江戸時代後期、17年もの年月をかけて、日本全国を実測し、正確な日本地図を完成させた伊能忠敬ですが、その忠敬の目的は、子午線一度の長さを求め、地球の大きさを測ることであったそうです
忠敬の言葉「この一歩から」は、記念碑となり、千葉県の自宅跡に残されているそうです

「この一歩から」、大変胸を打つ言葉で、努力を惜しまなかった忠敬に頭が下がります


そして今日は、大阪夏の陣で、大阪城が落城した日との事で、、、
秀吉と石田三成のお茶にまつわる話を思い出しました
石田三成の「三杯のお茶」です
秀吉が鷹狩りの帰り、観音寺と言うお寺に立ち寄り、お茶を所望したところ、小坊主が持って来たお茶は、大きなお茶碗にぬるいお茶がたっぷりと注がれて出て来ました
喉が渇いていた秀吉は一気に飲み干し、もう一杯頼みます。
すると、二杯目は、少し小さめのお茶碗に先程より熱いお茶が半量ほど注がれておりました。
とても気が利くと感心して、さらに三杯目を頼むと、小ぶりの高価なお茶碗に熱く濃いお茶が少しだけ運ばれて来た、と言う話です。
この時にお茶を淹れた小坊主が石田三成で、秀吉は大層気に入り、三成を召し抱えることにしたとの事

この話は、江戸時代に書かれた「武将感状記」と言う書物の逸話で、公式な記録でもなく、創作の可能性が高いと言われながらも、現代まで人々の間に語り継がれ、残されて来たそうです
秀吉と三成の姿が 目に浮かびそうです


誕生花は、ユキノシタ

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ユキノシタは、日陰で育つ、控えめな白い花ですが、その葉の絞り汁は、中耳炎や虫刺され等に効果があるとされ、古くから民間薬として使われて来ましたが、近年では保湿効果が有る事も分かり、化粧水にも使われているそうです
葉が虎の耳の形をしている為、虎耳草とも呼ばれます


昨日は、皇居で「上蔟(じょうぞく)の儀」が行われ、紅葉山御養蚕所の蚕が、繭を紡ぎ易くする為に、蔟(まぶし)と呼ばれる網に移されたそうです
いよいよ成長した蚕が、繭を紡ぎ始める頃になりました

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by hoenryu | 2020-06-03 09:00 | 煎茶道 | Comments(0)