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方円流・東京東支部のお茶会・お稽古情報/お稽古場は明治神宮外苑絵画館学園・自由が丘支部長宅・広尾・鎌倉/問合せはhoenryu.east.tokyo@gmail.com まで


by hoenryu

6月15日 「暑中見舞いの日」

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今日は、1950年(昭和25年)に、暑中見舞い葉書が初めて発売された日

普段なかなか会えない方や、お世話になった方、いつもお世話になっている方へ、一枚の葉書に、感謝の思いを込めてお送りする習わしは、お互いに、相手の事を慮り、気遣う事で、自ずと気持ちが和み、本当に良いものです

暑中見舞いは、お盆の前に、食べ物などの贈り物を持って、挨拶に伺った習慣の名残りで、訪問する代わりに猛暑のお見舞いの挨拶状を出すようになったそうです

送る時期は、二十四節気の小暑(7月7日頃)から立秋前の8月7日までとする説と、
土用の時期(立秋の前の18日間)とする説が有るようですが、
最も暑い時にお見舞い伺いをお送りするのが暑中見舞いですので、土用の時期に限らず、
現代では、雨の時期が終わった 梅雨明け後の7月中旬頃から8月7日までを目安にすると良いようです
立秋を過ぎた8月8日からは、残暑見舞いになります

最近は、暑中見舞いの葉書やカードに大変凝った作りのものが多く、私は頂いたら、暫くの間 飾って、楽しませて頂いております

上の写真は、薄いプラスチックで出来た金魚鉢の涼しげで、可愛らしいカードです



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ちなみに、私がこの時期に、茶席や玄関によく飾りますのは「瓢箪」です
瓢箪が六つで、無病(六瓢)息災の語呂合わせから、瓢箪は縁起物です
茶会にご来席下さいましたお客様の「無病息災」を願って飾ります
写真は、瓢箪をくり貫いて作られた煙草入れで、葡萄の図柄の蒔絵が施されています


今日の誕生花は、「タチアオイ」

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平安時代には、「唐葵」と呼ばれましたが、江戸時代から「立葵」になり、古くから薬草として用いられたそうです。
空に向かって真っ直ぐに、高く伸びる姿は目を引き、元気づけられるような気が致します。
これから、瓢箪も、立葵も、どんどん大きくなり、楽しみです


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by hoenryu | 2020-06-15 09:00 | 煎茶道 | Comments(0)