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by hoenryu

7月3日 「波の日」


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今日7月3日は、「7」「3」を「な」「み」の語呂合わせから、「波の日」
ウィンドサーフィンや、サーフィン等、波を使ったスポーツの愛好者が、波に感謝して楽しむ日との事です

写真は、鎌倉彫 三橋鎌幽先生の結界「波」
波は連なって、続いて打ち寄せる事から、「永遠の平安」の象徴として、日本の伝統紋様の中でも、大変愛されています。
波の描き方や波頭の高さに様々なデザインがあり、大波、小波、白波、立波、波涛、遠波、片男波、など沢山の種類が有ります

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現在、最もよく見かける代表的な柄に「青海波(せいかいは)」と言う波模様が有ります。
「青海波」は、海原に延々と続く穏やかな波を表したもので、未来永劫、平穏無事な暮らしへの願いが込められています。
形の特徴としては、半円形を重ねたものを鱗状に並べて「波」を表し、また、末広がりの扇型にも見え、水の持つ浄めや厄除けなどの意味からも、更に縁起が良い吉祥紋様です。
青海波の中には、「松青海波」「菊青海波」「菱青海波」などがあります。
上の写真は、「松青海波」の単の着物です

「青海波」の由来は、古代ペルシャからと言われています。
シルクロードを経て日本に伝わったのは飛鳥時代で、平安時代に書かれた源氏物語の「紅葉賀」の中に、「青海波」と言う雅楽を舞う若き光源氏の姿が描かれています
この神楽を舞う舞人の衣装の柄が青海波で、「青海波」の名は、この神楽に由来するものと言われています

また、「浜千鳥」は、「波」と「千鳥」を合わせたもので、平安時代から、装飾品や小袖、蒔絵などにも施されました。
他に、「波の丸」と言う紋様も有ります。
様々に変化する波を円形にまとめた丸文の一つです


今日の誕生花は、「ブーゲンビリア」
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「ブーゲンビリア」と言う名前は、1768年にブラジルで、最初に木を見つけた フランス人探検家のブーガンヴィルから。
ブーゲンビリアには様々な色が有りますが、実際の花は中央部にある小さな白い花であって、色づいた花びらに見える部分は、花を取り巻く葉(包葉)だそうです
夏の陽射しに、とてもよく似合う花です


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by hoenryu | 2020-07-03 09:00 | 煎茶道 | Comments(0)