今日11月14日は、1、1、1、4、の語呂合せから、「いい石」の日。
山梨県石材加工業協同組合が1999年(平成11年)に制定したそうです。
写真はお稽古場近くの九品仏・浄真寺の「三途の川」です。
この「三途の川」の川に見立てた石の道を歩いて行くと、そこには閻魔堂があり、そこで閻魔様にお裁きを受けて、お許しが出れば「極楽浄土」へ行かれると言う訳です。
徳積みに心がけ、何とか極楽浄土へ行きたいものです
昨日に続き、螺鈿について
螺鈿は、平安時代に技術が進み、螺鈿と蒔絵を合わせた作品が、正倉院宝物に現存していることを、前回分に書きました
写真は江戸時代後半頃の、螺鈿に蒔絵で絵を施した「菓子盆」です。
古い時代では、四方の角の面取りは大変難しい技術だったそうで、その丸みのある形がとても美しいお盆です
こちらは、替え蓋のついた重箱です
やはり江戸時代終わり頃の作品と思われますが、漆塗りされた立派な仕立て箱に入り、ほとんど使われた形跡がなく、全く傷みのない重箱です
写真では、分かり辛いのですが、よく見ると、大変細かい表現がされており、色いろな蒔絵の技法を駆使して作られている事が分かります
いつか、茶会の室礼で使いたいと考えておりますが、長い間、出番がなく、残念に思っております
日本の様々な伝統芸術と伝統文化は、何より誇れるものではないでしょうか
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