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by hoenryu

4月15日 「虹始見る」という日・木蓮(モクレン)

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今日は、七十二候・15候目の「虹始めて見る」という日。
この候と対になるのは、58候目の「虹隠れて見えず」(昨年11月22日分)です。
寒い季節に向かうことで、雨から雪が降るようになり、虹も隠れて見えなくなりますが、
春は雪も収まり、雨の後に虹が見えるようになったことを表している候です

「虹」は大気光学現象ですが、日本では七色、アメリカでは六色、ドイツやベルギーでは五色、インドネシアでは四色、台湾では三色、南アジアでは二色とされているそうです。
日本は、「ニュートンの七色説」を受け、外側から、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色ですが、色数の違いは、地域や民族、時代により異なり、また言語の背景にある文化の違いによるものとされています

また、「虹」は、古代ギリシャにおいては紀元前300年頃まで、中国では西暦1000年頃まで、日本では1200年頃まで、「生き物」だと考えられていたそうです。
中国では、虹は龍の姿とする言い伝えがあり、「虹霓(こうげい)」と言われ、雄が「虹」、雌が「霓(げい)」とされるそうで、
「霓」は、虹よりも淡く、ぼんやりしたものを指すそうです。
同じように、日本では、はっきりと見える虹を主虹とし、その外側に配色が逆の順になった虹を副虹とするようです。
写真は、2月15日に撮影のものですが、はっきりとした虹の、更にその外側に、ぼんやりとした虹が見えます。
「虹」と「霓」、「主虹」と「副虹」が、仲良く対に、二重に見えており、いよいよ春から立夏へ向かうことを覚えます。
温暖化からでしょうか、虹の出現も、七十二候より二ヶ月ほど早かったようです


今日の誕生花は、「モクレン」

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モクレンは、古くは蘭に似ていることから「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあったそうですが、現在では、蘭より蓮の花に似ているとして「木蓮」と呼ばれるようになりました。
中国から渡来し、日本だけでなく、北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されており、白い花をつける白木蓮(はくもくれん)もあります。
(モクレンとコブシの違いは、2月25日分に記載しております)
木蓮は、太陽の方を向いて、紫色の花を沢山咲かせることから、人気の花木で、古くは、平安時代に書かれた書籍にも記録が残っており、恐竜が生きていた一億年前頃には存在していたと考えられているそうです。
「マグノリア」という別名があり、蕾は必ず北を向いていることから、「コンパスフラワー」とも呼ばれるそうです

「木蓮や 高慢くさき 門構」尾崎紅葉
「木蓮の 夢のやうなる 小雨哉」夏目漱石
「木蓮を 折りかつぎ来る 山がへり」高浜虚子


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by hoenryu | 2021-04-15 09:00 | 俳句 | Comments(0)