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方円流・東京東支部のお茶会・お稽古情報/お稽古場は明治神宮外苑絵画館学園・自由が丘支部長宅・広尾・鎌倉/問合せはhoenryu.east.tokyo@gmail.com まで


by hoenryu

7月7日 「七夕」・「温風至」・「星河清涼風」・「織姫渡銀河」

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今日は、二十四節気では「小暑」に入り、七十二候の31候目「温風(あつかぜ)至る」という日。
温かい南風が吹いてくる頃という意味で、梅雨明け頃に吹く南風は、「白南風(しろはえ、しらはえ)」と呼ばれます
そして、今日は「七夕」の日。
短冊にお願い事は書かれたでしょうか。
「七夕」に関しましては、昨年のブログに記載しております

今日の禅語は、「星河清涼風」(せいか せいりょうのかぜ)、(せいが りょうふうきよし)
「星河」とは、天の川・銀河の意味で、中国漢時代の宮殿には、清涼殿という建物があったそうです。
夏の夜空を仰ぎ見れば、そこには星の河が流れるかのように輝き、時折吹く風は、身も心も爽やかに清々しくしてくれるという解釈でしょうか。
本当に、夏の夜空を見ていると、大自然が我が物のように感じられ、気持ちが大らかに、清らかになることを覚えます。
そして、「織姫渡銀河(おりひめ ぎんがをわたる)」。
文字通り、7月7日に年に一度だけ、織姫が彦星と会う為に、天の川を舟で渡るという句です。
奈良時代の「七夕」は、河原や湖のほとりに「棚機(たなばた)」を置き、白布を織り、天から降りてくる女神様を迎える儀式だったと言われています。
星に埋め尽くされた天空を仰ぐこと、それは古代から何千年もの間、人々の中に受け継がれていることを思うと、大変感慨深い気持ちになります

茶席では、その席の趣向を高め、お客様に、季節や、席の趣旨を感じて頂く為に軸を掛けます。
まさに、床の間の「軸」は茶席の顔となりますので、軸選びは楽しくもありますが、悩むところでもあります。
「星河清涼風」や「織姫渡銀河」は、まさしく「七夕」の茶席にぴったりの軸と言えましょう。
(茶席の軸についての詳細は、これから少しずつ続けて参りたいと思います)


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写真は、目黒の「蟠龍寺」さんで、夕刻から七夕茶会を致しました時の写真です。
すのこ長板「瓢杓飾り」手前にて、玉露の冷茶を淹れました。
平水指の上に飾られた瓢杓は、この時期に良く似合います。
瓢箪をくり抜き、乾燥させたものですが、とても風情が有り、いかにも煎茶道具らしい杓と言えましょう。
平水指と、お茶を振り出している茶壺は藍色の江戸切子です。
お寺での、夜のお茶会は、何とも言葉に表せない雰囲気が有りました。
「蟠龍寺」さんのお陰でございます。
まさに、「星河清涼風」を感じた夜でした

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by hoenryu | 2021-07-07 09:00 | 行事 | Comments(0)