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by hoenryu

7月23日 「文の日」・「東京オリンピック」・「好事不如無」

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今日は、7、2、3の語呂合わせから、7月・文月の「ふみの日」。
そして今日から、「東京オリンピック2020」が開催されます。
ウィルス蔓延下で、無事に終わることを願うばかりです。
写真は昨日の東京・六本木ヒルズで、以前はオリンピック一色に彩られていましたが、広告掲載等が無いせいか、オリンピックの気配が全く無く、ひっそりとしていました。
写真・上(正面側)はオリンピック、下(裏側)はパラリンピック開催までの日数が表示されています。
開会式寸前まで、辞任、解任と相次ぎ、選手の棄権や感染拡大も続いています。
そもそも、最初から問題ばかりだったオリンピックで、私は、神様の「開催してはいけない」という暗示だったのでは、と思ってしまいます

今日の禅語は、「好事不如無(こうじもなきにしかず)」
「好事」とは文字通り、好きなこと、良いこと、喜ばしいこと、誰もが望むことの意味です。
『碧巌録』からの引用で、
どんなに良い出来事でも、それに執着する心が起きると、それは良いことではなくなり、始めから起こらないほうが良かったという事になります。
煩悩や瞑想の元となることを戒めている言葉です。
如何なる事も、否定もせず、求めもせず、無理せずに、あるがままに受け入れる無為自然、無心の境地を尊んだ言葉と言えましょう

人間は、好事があれば、その好事に執着しがちになります。
そして、さらに、より大きな好事を求めてしまいます。
良いことは、勿論、有った方が良いに越した事はないのですが、そこに固守し過ぎてしまっては、良いことにはならないと言う事でしょう

禅語としての解釈は、「好事」は悟りを指すものとして考えられるようです。
修行を積んで、悟りを目指すことは貴重なことだけれども、悟りを絶対視するあまりに、却ってそれに対する執着心を起こすのであれば、悟りを求めるべきではない。
真の解脱が出来ないのであれば、始めから悟りなど無い方が良いとの意味だそうです


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オリンピックは、多くの人が待ち望み、大変楽しみにしていたものですが、ウィルスの収束もみえないまま、今年の開催に、こだわり過ぎたのではないでしょうか。
その結果、好事であったはずのオリンピックに対して反対意見が多くなり、ウィルスの波に襲われているにも関わらず強行開催することで、皆の気持ちが二分し、冷めてしまったようで残念です。
開会式が行われる今日、改めて「好事不如無」を思います


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by hoenryu | 2021-07-23 09:00 | 煎茶道 | Comments(0)