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by hoenryu

7月25日 「かき氷の日」・「氷凌上走馬」

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今日は、7月25日の7、2、5の語呂合わせから、「夏氷・なつごおり」として、日本かき氷協会が制定した「かき氷」の日だそうです。
古い時代、中国では、猛暑の時に天子が臣下に、氷を頒(わか)ち賜(たま)う「賜氷節(しひょうせつ)」という儀式が有ったそうです。
日本においても、旧暦の6月1日に各地の氷室から宮中に氷を献上し、また、天皇よりその氷を賜る「賜氷の儀」が催されていました。
冷凍技術の無い時代に、「凉」をとる為に、夏の氷は大変貴重なもので、
暑い時期を乗り越える為の、何よりの暑気払いだったのでしょう。
「氷の朔日」とも呼ばれ、現在でも、「氷室祭」、「献氷祭」として、無病息災の祈願をしている神社や地域が有るようです。
この「賜氷節」にちなんだお菓子が、「氷室(ひむろ)」という生菓子で、和菓子屋さんが、それぞれの「氷室」を作っておられ、目でも楽しめます

今日の禅語は、「氷凌上走馬」(ひょうりょうじょうに うまをはしらす)。
氷の上を馬に乗って走るとは、不可能に近い行為であって、もしも馬を走らせるのであれば、それには絶妙な技が必要になります。
物事を行うには、常にこのような危険が伴うものであり、危険と隣り合わせであるからこそ、事が成し遂げられるという意味だそうです

比叡山で7年の歳月をかけて行われる「千日回峰行」、12年もの長い期間を山に籠る「十二年籠山行」など、大変危険を伴う厳しい荒行に、命をかけて挑む僧侶の方々には、言葉が見つかりません


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私は、氷上で競うフィギュアスケートを見るのが大好きで、床の上でさえ出来ないような事を、氷の上で美しく跳び、舞うのですから、とても同じ人間技とは思えません。
想像を絶する努力と、鍛えられた精神力をもとに、自身の持つ力の全てを注いで果敢に挑戦されている姿を見ていると、大変清々しい気持ちが致します。

写真上は、「虎屋」さんの氷宇治金時、
下は、銀箔の入ったガラスの団扇型の菓子器で、浴衣の干菓子がとても映えるように思います。
今日は、どこかで「かき氷」を頂き、私なりの「賜氷祭」をして、この猛暑を乗り越えられたらと思います


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by hoenryu | 2021-07-25 09:00 | かき氷 | Comments(0)